エクボ株式会社
 

代表コラム 2007年11月

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【エクボの独り言 第4回】  
全12回連続で「エクボ」の中のことをお話してまいりましょう。

【無駄な発想=後悔】

学生時代、よく先生から「反省しなさい!」と怒られたものだ。・・・とにかく私は、先生の言うことを
聞く良い生徒・・・ではなかった。

中学の時、教室の横開きのドアの脇に黒板拭きを挟んで、それに紐をつけて、天井からつるした枕が
教室へ入ってきた「誰か?」の顔を直撃する仕掛けを頼まれて作って・・・みごとに「担任の顔」に
ヒットして・・・上記のお叱りをうけたのだった。
当時は、「反省」なるものを・・・真剣に考えて実行しようとしたものだ。

しかし、現実に社会へ出て、曲りなりに1人で自活するようになると、同じ「反省」という言葉でも、
まったく内容が違ってきた。
「反省」とは過去の所業への悔い改めである。悪かった・・・と思い二度と同じことを繰り返さないことで
あろう。
だから、私は「社員」にこういっている。「反省などするな!」と。

もし「充分に検討し行動して」失敗したなら・・・「反省」ではなく、「次にどうすればいいか」だけ考えろ!
と言っている。
過去の所業をアレコレ悔やんでも時間の無駄である。過去を振りかえって検分するのが
反省なら、私はその時間を「次のチャンスをどう生かすか」の思考の時間に当てさせる。
・・・ま、広い意味での反省なのであろうが・・・やってしまったことを「どうしてやったんだ」といつまでも
責める上司が無能なように、自分の過去をいつまでも責めて前へ進めない「自分」もまた無能の証で
ある。
全ての事実が自分の前へ進むための条件である・・・とよくよく認識して、「しまった」と思ったら、
その気持ちと決心を言葉ではなく「行動」で示す。
「発想」は、前へ進む為にこそ行う「種作り」で
あって、 過去を未練たらたらみつめて悔悟の念で傷心にひたることは、前進のための「準備」には
少々無駄な時間である。

だから、「後悔」はするな。やったらすべて何か残る。人間の目玉は頭の前方を見るようにくっついて
いる。ならば、前を見て進むようにする発想こそ、「人間」の本来の発想ではなかろうか。
会社では仲間がいる。チームがある。補い合う仲間である。 「過去を悔やむ」時間など、チームで
仕事をする上では、私は無駄な時間だと思っている。 

清水美裕