【力の出し方を知っていた日本人】
人生を生きていくにはそれなりに「力」が必要です。他人を殴る力ではなく、自分を前へ
進めさせる力です。その力がどこからくるのか、どうやったら大きな力が出るのか意外に
知られていません。
筋肉に目一杯の力を込めて前へ進めば、大きな力が出るだろうと思うかも知れませんが、
それだけでは短距離的な力しか出ません。・・・長い人生を可能な限り「思うように」進ませる
大きな力の出し方を、本当は幼いうちに知ったほうがいいと私は思っています。
元気一杯な子供でさえも大人になった時に元気な大人であるとは限りません。
自分の限界を知ることが「大人」だなどともっともらしく言う人もいますが、果たしてそうでしょうか。
10年先を見て、今を行動する人は、今、何をすべきかがわかります。
でも、来年のことしか考えていない人は、むしろ、今の選択肢を狭くして、目先の利益不利益で
判断してしまってはいないでしょうか。
100メートル先を目指して歩く人を途中で誰かが手で止めようとしても容易には止められません。
しかし、 3メートル先しか目指していない人は、簡単に押しとどめてしまうことができるのです。
これは「日本武術」の力の出し方です。みなさんも是非ためしてみてください。そして可能な限り
大きな目標を持って、今を行動してください。1年先ではなく、10年、できれば30年先を見て、
今を行動してください。
そんな先のことはわからない・・・と物知顔で言うよりも、だれにもわからないが自分で決めた人生の
目標に向けて必死で生きている人にこそ、「大きな力」を出す法則は働くものだからです。
清水美裕